楽天・辰己涼介が1300万円アップで更改 守備の名手は「守りでは点が入らない」と打力向上を目指す

[ 2021年12月8日 17:04 ]

楽天・辰己涼介
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 楽天の辰己涼介外野手(24)が8日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1300万円増となる年俸3300万円でサインした。

 3年目の今季は自己最多の130試合に出場。開幕戦で初回先頭打者本塁打を放つなど打率・225、10本塁打、32打点という成績を残した。守備率・993はリーグ4位。「三井ゴールデン・グラブ賞」を初受賞したものの「守備でしか貢献できなかった。そろそろ打撃でチームを勝利に導かないと。守りでは点は入らないので」と課題に目を向けることを忘れなかった。

 11月15日には神奈川県内の病院で右肘関節クリーニング手術を受け、現在はリハビリに励んでいる。「全然大丈夫。キャンプはフルスロットルでいける」と経過は順調。さらなる飛躍を目指し、来季に向けた準備を進めていく。(金額は推定)

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