元サッカー日本代表・内田篤人似…楽天育成1位・石田が160キロ宣言

[ 2020年11月12日 13:40 ]

楽天の石田
Photo By 提供写真

 楽天から育成ドラフト1位指名を受けた最速153キロのサイドスロー右腕・石田駿投手(23)=BCリーグ栃木=が12日、入団交渉に臨み、支度金200万円、年俸240万円で基本合意。「非常にうれしく思っています。育成ですが、NPBはずっと夢見ていた。早く支配下に上がれるように頑張っていきたい」と喜びを口にした。

 今年8月に現役を引退した元サッカー日本代表・内田篤人氏(32)似のイケメンだ。「ドラフト後から言われることが増えました」と、はにかんだ表情はスター誕生を予感させた。

 静清高では目立った活躍がなく、九産大でも昨年ドラフト5位で楽天に入団した福森らの陰に隠れ、公式戦での登板がなかった苦労人だ。今季、夢を追って入団したBCリーグ栃木ではリリーフとして32試合に登板。31回で39三振を奪う力強い投球が楽天スカウトの目に止まった。

 1メートル80、74キロと線は細いが、「理想は強い球。いつかは160キロを投げたい。目指すべきところはそこ」と宣言。岩上担当スカウトも「特徴を存分に生かして、勝ちパターンに入ってくれればと思っています。早い段階から支配下争いをして、21年の戦力に加わってくれると思っている」と期待を寄せた。

続きを表示

2020年11月12日のニュース