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広島 1軍ヘッドで河田雄祐氏招へい 続投決定の佐々岡監督と対話重視で機動力野球を立て直し

[ 2020年11月12日 05:31 ]

16年8月、本塁打を放った菊池(左)を迎える河田雄祐コーチ
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 広島・佐々岡真司監督(53)の来季続投が11日までに決まった。松田元オーナーは「目指す野球が今ひとつ選手に伝わっていない感はあったが、若い選手をどんどん(1軍に)上げて起用したことは良かった」と一定の評価を下した。

 その右腕となる来季の1軍ヘッドコーチには、今季限りでヤクルト外野守備走塁コーチを退任したOBの河田雄祐氏(52)を招へいする。リーグ連覇の陰の功労者。広島の外野守備走塁コーチを務めた16、17年に機動力野球を復活させた実績が記憶に新しい。

 専門分野だけにとどまらない。選手と冗談を言い合う関係性を保ちつつ厳しく接する時は接し、性格によって言葉を使い分けながら主力にも分け隔てなくものを言う。一本筋の通った指導。裏表のない人柄を慕う選手は数多く、人望は厚い。

 河田氏に期待されるのはまさにこの点だ。劣化傾向にある機動力野球の立て直しはもちろん、対話重視で人心掌握術に優れる新しい参謀には、佐々岡監督の目指す野球をわかりやすく選手に伝える役割が求められる。

 指揮官とは同じ1967年生まれ。95年オフに西武へ移籍するまで6年間プレーし、気心を知る。河田氏はこの日、退団あいさつに都内のヤクルト球団事務所を訪れ、報道陣に広島復帰を示唆した。近く正式発表される。(江尾 卓也)

 ◆河田 雄祐(かわだ・ゆうすけ)1967年(昭42)12月22日生まれ、東京都出身の52歳。帝京から85年ドラフト3位で広島入り。俊足強肩の外野手として主に代打や守備固めで出場。95年オフに西武へ移籍。97年のヤクルトとの日本シリーズ第2戦では史上12人目となるシリーズ初打席本塁打。1軍通算574試合、6本塁打、50打点、53盗塁、打率・223。02年に引退後は03~15年に西武、16~17年に広島、18~20年にヤクルトでコーチを歴任。1メートル75、75キロ。右投げ左打ち。

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