楽天・三木監督が退任 後任は石井一久GM 全権監督誕生へ

[ 2020年11月12日 17:44 ]

楽天・三木監督(左)と石井GM
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 楽天の三木肇監督(43)が今季限りで退任し、後任に石井一久GM(47)が就任することが12日、分かった。石井GMは編成トップも兼任する「全権監督」となる。三木監督は球団と複数年契約を結んでおり、配置転換される見通しだ。

 三木監督は平石前監督(現ソフトバンク打撃兼野手総合コーチ)の後を受け、2軍監督から昇格したが、就任1年目の今季は55勝57敗8分けの4位で終了。開幕ダッシュに成功し、8月13日時点ではソフトバンクと同率首位だったが、以降は失速し、昨季の3位から順位を落とし、2年ぶりのBクラスに沈んだ。

 浅村、鈴木大を中心にチーム打率と総得点はリーグ1位。その一方で、防御率はリーグ5位の4・19と攻守がかみ合わなかった。特に顕著だったのが、接戦での弱さで、32度の逆転負けはリーグ最多。緻密な野球を期待された三木監督だが、救援陣の起用で後手を踏むことが多く、攻撃面でも機動力野球を掲げながら67盗塁はリーグワーストと大幅な改善は見られなかった。

 石井GMは現役時代はヤクルト、西武で活躍し、メジャーでも4年間プレーし、日米通算182勝をマーク。18年9月にGMに就任すると、中長期的なチームを作りを掲げ、編成面では大きな成功を収めている。幅広い人脈を生かし、FAで浅村、鈴木大を獲得したほか、トレードにも積極的で今季、ロッテとの金銭トレードで獲得した涌井は最多勝に輝いた。現場の監督、コーチ経験はないが、卓越した野球眼は評論家時代から評価が高かった。 

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