阪神 藤原崇起オーナーの球団社長兼務案が内定 創設85周年の球団で初 近く発表の見込み

[ 2020年11月12日 05:32 ]

沖縄・宜野座キャンプを視察に訪れ、矢野燿大監督(左)と握手する藤原崇起オーナー

 阪神の藤原崇起オーナー(68=阪神電鉄会長)が次期球団社長に就任することが11日、決定的となった。オーナーと球団社長の兼務は創設85周年の球団では初めてで、現12球団では広島だけ。来週中にも開かれる阪神電鉄の取締役会を経て正式発表される見込みだ。

 今年で就任3年目だった揚塩健治球団社長(60)が先月9日に12月1日付での辞任を電撃的に発表。3月と9月の2度にわたって選手が新型コロナウイルスに感染して球界全体に大きな影響を及ぼしたことや、チーム内で発生した過去の不祥事など一連の騒動に対する責任を取る形で退任を決めた。

 直後から電鉄本社内では次期社長の人選作業に本格着手した。当初から有力候補として名前が浮上していたのが藤原オーナーで、先月9日の時点で自ら「いろんな条件を今から自分なりに洗いなおすということになってきます。コロナがどこまで続くんだ…という、いろんな状況もあります。そういうことを総合的に考えながらやっていきたい」と説明。検討を重ねてきた球団社長との兼務案で内定した。

 チームはリーグ2位を死守して全日程を終えた一方、15年連続でリーグ優勝には届かなかった。虎党が待ちわびる悲願達成と今後も続く「withコロナ」への対応を含めてオーナーが陣頭指揮を執り、近日中にも開かれるシーズン終了報告会でも、さっそく矢野監督と意見交換する見通し。オーナーと球団社長の兼務で意思決定の迅速化などがはかられ、就任3年目に挑む矢野監督を従来以上にバックアップする体制が整う。

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