東大 異色元アメフト部・阿久津が躍動 東京六大学秋季フレッシュトーナメント

[ 2020年11月11日 16:16 ]

東京六大学秋季リーグ戦フレッシュトーナメント ブロック戦第3日   東大1―5慶大 ( 2020年11月11日    神宮 )

<東大・慶大>・1安打1盗塁をマークした東大の阿久津
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 東大の阿久津怜生外野手(2年、宇都宮)がフレッシュトーナメントで躍動している。

 宇都宮高時代は硬式野球部でプレー。東大進学後「新歓ですごく熱心に誘ってもらった」と一度はアメリカンフットボール部に入部。50メートル6秒1の俊足を生かしてランニングバックを務めていた。

 一方、神宮にも観戦で足を運び「8月の慶大戦を見て、やっぱりもう一度野球がやりたいと思った」と野球部へ転部を決意。夏から練習に合流した。

 野球から1年半ほど離れていたため「なかなか最初はボールに当たらなかったが、なんとか打てるようになった」。10日の今トーナメント初戦・立大戦は「オープン戦も含め試合出場が2度目だった」と言うが2安打1打点1盗塁。この日も「2番・右翼」で先発出場すると1安打2盗塁と快足を飛ばした。

 アメフト部では体重が15キロ増えたといい「パワーがついた」と決して遠回りではなかった。「神宮は憧れの舞台。ここで野球がしたいと思っていた。リーグ戦で貢献できる選手になりたい」と目を輝かせていた。

 最終日の明日12日は5、6位決定戦で法大と対戦する。

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2020年11月11日のニュース