阪神・藤浪 5回無失点で、3試合15回を自責点0 1294日ぶり甲子園星お預けも来季へ希望の光

[ 2020年11月11日 19:50 ]

セ・リーグ   阪神―DeNA ( 2020年11月11日    甲子園 )

<神・D24>力投する藤浪(撮影・北條 貴史)
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 先発した阪神・藤浪晋太郎投手が5回87球を投げ4安打無失点でマウンドを降りた。

 初回の3三振から始まり、9奪三振の好投を見せたが、打線の援護に恵まれず17年4月27日のDeNA戦以来、1294日ぶりの甲子園球場での白星はならなかった。

 「気温など難しいコンディションもありましたが、粘ることができたと思います。なんとか能見さんまで良い形で繋ぎたいと思っていたので、そういう意味では0点で抑えることができて良かったですし、この後の投手も精一杯応援したいと思います」

 4回無死二塁の場面では16年8月24日のDeNA戦以来、4年ぶり3度目のけん制刺を記録するなどマウンドさばきにも進化の跡が見られ、来季に希望の光をともす内容だった。

 藤浪は球団初のブルペンデーとなった10月28日の中日戦で、9月13日以来の先発マウンドで4回1失点(自責0)と好投。さらに先発復帰した前回4日のヤクルト戦では6回無失点。今回の5回無失点と合わせると、3試合で15回を1失点(自責0)という素晴らしい形でシーズンを終えた形になる。

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2020年11月11日のニュース