名だたる野球人が球児にお疲れ様　清原氏は“あの事件”を謝罪「サイン出したの矢野監督」

阪神・藤川球児引退試合 （ 2020年11月10日    甲子園 ）

＜神・巨24＞　清原和博さんからのメッセージが流れる（撮影・大森　寛明）
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　現役引退セレモニーでは、ジェフ・ウィリアムス、久保田智之、城島健司、清原和博、岩瀬仁紀、斎藤雅樹、上原浩治各氏に加え、現役のカブス・ダルビッシュ、ソフトバンク・和田が映像出演でメッセージを寄せた。藤川は感極まった表情で聞き入っていた。

　清原氏は「藤川投手との思い出といえば東京ドームでの物議をかもした、あの事件」と05年4月21日、藤川から空振り三振を喫した清原氏が厳しい言葉を発した件を自ら切り出し、「サインを出したのは矢野監督。藤川投手ごめんなさい」と公開謝罪。斎藤氏は「僕に憧れて野球を始めたと聞きました。大変光栄です」などと話し、労をねぎらった。

　10年から3年間、阪神で同僚だった城島氏は「絶対的なクローザーだったと思います」と称え、「“第2の藤川球児”育成に期待しています」とエール。15年にレンジャーズでチームメートだったダルビッシュは「一緒にレンジャーズでプレーできたことが本当に宝物」と述べ、上原氏は「関西、関東で『球児・浩治』で頑張ってきたと思います」と、ライバルとして最大級の賛辞を贈った。