メジャーの最優秀監督が決定 レイズのキャッシュとマーリンズのマッティングリー両監督を選出

[ 2020年11月11日 09:31 ]

ア・リーグの最優秀監督に選出されたレイズのキャッシュ監督(AP)
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 大リーグの今季最優秀監督賞が10日に発表され、ア・リーグはレイズをワールドシリーズにまで導いたケビン・キャッシュ(42)、ナ・リーグはマーリンズで11季ぶりに勝率5割以上を記録したドン・マッティングリー(59)両監督を選出。どちらも初めての受賞となった。

 レイズは今季40勝20敗でア・リーグでは最高成績。3名連記の投票は1位5点、2位3点、3位1点の得点合計で争われ、1位票を22人から集めたキャッシュ監督は126点。1位票5人で次点となったホワイトソックスのリック・レンテリア監督(58)には65点差をつけて受賞を果たした。

 マーリンズは昨季105敗を喫していたが、今季は新型コロナウイルス感染の影響で延べ174人もの選手の入れ替えを行いながらも31勝29敗。17年ぶりにプレーオフ進出を果たしていた。勝率が5割を超えたのは87勝75敗だった2009年以来、11シーズンぶり。マッティングリー監督にとってはマーリンズの指揮官として就任から5シーズン目で初の勝率5割以上となった。

 投票では1位票20人、2位票8人で124点を獲得。次点(1位票6人)となったパドレスのジェイス・ティングラー監督(39)に53点差をつけての受賞となった。

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