楽天 ドラフト1位、早大・早川に“楽天カードの顔になれ”石井GM、独特の表現で期待

[ 2020年11月11日 05:30 ]

石井GM(左)から「交渉権確定」の当たりくじを手渡される楽天1位の早大・早川(球団提供)
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 仙台から世界へ――。楽天からドラフト1位で指名された早大・早川が都内の同大学で指名あいさつを受け、ドラフトで抽選役も務めた石井一久GMと初対面。「おこがましいかもしれないけど、速球を使いながら変化球でも打ち取るスタイルは似ていると思う」と目を輝かせた。

 早大を10季ぶりの優勝に導いた早川。左腕、千葉出身という共通点もある石井GMは「僕の願望は楽天カードの顔になってもらいたい。カードをお店に出したときに恥ずかしくない選手になってほしい」と独特の表現で期待を寄せた。現在、楽天グループでもあるサッカーJ1神戸に所属する元スペイン代表のイニエスタがデザインされたカードが発行されているが、楽天イーグルスから採用された選手はいない。

 早川に手渡された交渉権の「当たりクジ」には、4球団競合を「黄金の左」で制した石井GM直筆の「輝き放て!」も記されていた。早川も「その言葉通りに輝ける選手になりたい」と誓った。(重光 晋太郎)

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