オリックス 打撃コーチに元広島・梵英心氏招へい 得点力不足解消に期待

[ 2020年11月11日 05:30 ]

広島時代の梵英心

 オリックスが、来季1軍打撃コーチに元広島で今季までJFE西日本コーチだった梵英心氏(40)を招へいすることが10日、分かった。水面下で交渉を続けており、近く正式発表される見込みだ。

 梵氏は広島・三次高から駒大、日産自動車を経て05年大学生・社会人ドラフト3巡目で広島に入団。1年目の06年に123試合に出場し打率・289、8本塁打、13盗塁を記録し球団野手では22年ぶりに新人王を獲得。17年に広島を退団。社会人野球・エイジェックで昨年まで現役を続け今年2月からJFE西日本を指導していた。

 指導者としての実績は未知数でも、その卓越した打撃理論には定評がある。小谷野2軍野手総合コーチと同じ「松坂世代」の1人で、若手主体のチームにとって40歳と若い指導者がフィットする可能性は十分。2年連続最下位の一因だった得点力不足解消へ期待がかかる。また、広島時代の10年には盗塁王、ゴールデングラブ賞も獲得するなど走攻守で結果を残しており、打撃指導だけではない“プラス効果”も期待できそうだ。

 チームは中嶋監督代行が来季監督へ内部昇格することは内定し、既に、田口1軍野手総合兼打撃コーチを外野守備走塁コーチに配置転換するなど着々と改革を進める。来季25年ぶり奪還へ、オリックスが本気だ。

 ◆梵 英心(そよぎ・えいしん)1980年(昭55)10月11日生まれ、広島県出身の40歳。三次、駒大、日産自動車を経て05年大学生・社会人ドラフト3巡目で広島入り。俊足好守の内野手として06年に打率.289で新人王。10年に盗塁王とゴールデングラブ賞(遊撃手)を獲得。17年、初の1軍出場なしに終わり、オフに広島を退団。通算成績は1096試合で990安打、74本塁打、357打点、135盗塁の打率.264。18年から社会人野球のエイジェックで選手兼コーチ。19年限りで現役引退し、20年はJFE西日本でコーチ。右投げ右打ち。

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