ロッテ・井上がソフトバンクとのCSへ 「楽しくやれそう。慌てていない」

[ 2020年11月11日 15:26 ]

ロングティーで汗を流したロッテ・井上
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 ロッテの井上が、ソフトバンク・千賀との対戦に向けて早くも気合いをのぞかせた。

 今季パ・リーグ投手部門で3冠に輝いた右腕は、14日のクライマックスシリーズのファイナルステージ(CS)第1戦の先発が有力。和製大砲は「ワクワクしている」と話した。

 ロッテが前回CSに進出したのは16年。その際も第1戦で千賀と対戦したが、井上は3打数ノーヒット2三振に封じられた。チームは連敗でファーストステージで敗退したが、その経験は大きい。「(当時は)本当に緊張していたから、自分のやりたいようにできていなかったというところがあった。(今回は)あの時の経験があるから慌ててはいない」とし「あの経験がある限り、あそこまで緊張することはないだろうな、って。楽しくやれそう」と続けた。

 この日の練習では、フリー打撃終了後に約20分、「やっぱり原点」というロングティーで汗を流した。

 「あっち(福岡)に行って何も考えずに、1球に集中できる環境を作っておけば」。マーティンを故障で欠き、井上のバットには長距離砲としての期待が大きい。

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2020年11月11日のニュース