阪神退団の能見「もう少し納得いくまでやりたい」 最終登板では818日ぶりセーブ

[ 2020年11月11日 22:07 ]

セ・リーグ   阪神1-0DeNA ( 2020年11月11日    甲子園 )

<神・D24> 記念撮影に向かう能見 (撮影・平嶋 理子)                                                         
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 今季限りで阪神を退団する能見篤史投手(41)が1―0の9回にタテジマのユニホームでは最後のマウンドに上がった。1回1安打無失点で18年8月16日の広島戦以来、818日ぶりの通算2セーブ目で阪神でのプレーを締めくくった。

 今季最終戦の甲子園に集まったファンも名前入りのタオルを掲げて声援を送った。登場曲GReeeeNの「刹那(能見バージョン)」が流れると右翼ポールの入場口近くのフェンスに大勢のファンが集まった。マウンドでは矢野監督が出迎え、ボールを手渡した。

 中継ぎでは封印していたワインドアップを解禁して先頭の細川と対戦。148キロ直球を中前打されたが、続くソトを初球の直球で遊ゴロ併殺。最後は柴田を148キロ直球で空振り三振に仕留めた。

 試合後はトラッキーとともに場内を一周し、ファンに感謝の気持ちを伝えた。「退団という形なのに、いい雰囲気をつくってくれたのはありがたかった。見ての通り元気なので、まだまだもう少し納得いくまでやりたい」と意欲を高めていた。

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2020年11月11日のニュース