阪神・矢野監督 最終戦でファンに謝罪「優勝逃し、巨人にも大きく負け越した」

[ 2020年11月11日 21:24 ]

セ・リーグ   阪神1-0DeNA ( 2020年11月11日    甲子園 )

<神・D24>シーズン最終戦のあいさつを終え、ファンに頭を下げる矢野監督(撮影・北條 貴史)
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 阪神・矢野燿大監督が今季最終戦終了後、ファンに向けあいさつした。

 冒頭、まずは「シーズン始まる前に、今年は優勝すると言い切ってスタートしたシーズンにもかかわらず、優勝を逃し、また、巨人にも大きく負け越すという悔しいシーズンになったことに対し、責任を感じております」と謝罪。その上で「バッター陣は一塁までしっかり走りきる姿を見せてくれました。投手陣は、どんなに疲れていても、苦しい状況でも、バッターに向かい、腕を振り、投げきってくれました。その一つ一つの積み重ねが、この苦しいシーズンではありましたけど、何とか2位で粘れたものだと思っています」とナインをねぎらった。

 覇権奪回へ必要なことについても触れ、「今シーズンもチームの課題として残ったエラー、それに対しても、僕は常々、エラーした後が大事だと、エラーしたら怖くなる、でも一歩前に出ようぜ、エラーになったら下を向いてしまう、でも顔を上げようぜ、そういうことを選手たちにも伝えてきました」と12球団最多の失策数を減らすことを至上命題とし、「ともに挑戦し、ともに強いチームをつくっていく力を、これからもこれからもどうぞよろしくお願い致します。今シーズン1年間、ありがとうございました」と虎党に感謝して締めくくった。

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2020年11月11日のニュース