引退表明の石原慶、来季は広島テレビ解説者に 中継にサプライズ出演 ムードメーカー上本に感謝も

[ 2020年11月11日 20:02 ]

セ・リーグ   広島―中日 ( 2020年11月11日    マツダ )

ジョンソンと抱擁をかわす広島・石原慶
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 広島ひと筋に19年間プレーし、7日の阪神戦(マツダ)後に引退セレモニーを行った石原慶幸捕手(41)が来季から広島テレビ解説者に転身することが分かった。

 11日に本拠マツダで行われた今季最終戦・広島―中日戦の5回終了後、放送席にサプライズ出演し、来季の解説者就任が発表された。

 放送席から見るマツダスタジアムの感想を聞かれた石原慶は「初めてこの高いところから見させていただいて。すごくキレイですね。こんなにハッキリとキレイに見えるとは思わなかったです。キレイすぎて…幸せだったなと思います」と感慨深げに話し、「朝起きて、トレーニングもしなくていいですし、朝起きて練習に行かなくてもいいですし。そのへんで実感わいてます」と引退セレモニーから4日後の心境を語った。

 「8番・二塁」で先発出場していた上本が6回表に堂上の二塁ライナーを名手・菊池涼ばりの好プレーで併殺に仕留めると「いやぁ~…ナイスプレーですね!」とうれしそうで、その裏に上本が左前打を放つと「いいですね。本当に守備にバッティングにすごくハッスルしてますね」と重ねてコメント。明るいキャラクターでチームメートのいじられ役としても毎年存在感を発揮している可愛い後輩について「本当にチームが雰囲気悪い時とかはすごく助けてもらいましたね」と感謝した。

 最後に解説者としての抱負を聞かれると「キャッチャー目線でなるべく皆様に分かりやすくお伝えできればいいなと思って頑張っていきますのでよろしくお願いします!」と話し、6回が終わると放送ブースを後にした。

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2020年11月11日のニュース