中日・与田監督が総括 「選手個々の力が付いてきた」も巨人独走に反省

[ 2020年11月11日 21:55 ]

セ・リーグ   中日3ー2広島 ( 2020年11月11日    マツダ )

<広・中>勝ち星を挙げた柳(右)を迎える与田監督(撮影・椎名 航)
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 中日は11日の広島戦を終え、全日程が終了。60勝55敗5分けで8年ぶりのAクラスとなる3位に入った。

 与田監督は7年連続Bクラスからの脱却に成功した今季を振り返り「選手個々の力が間違いなく付いてきた。1つ大きなステップアップができた。去年までにない勝ち方が増えた」と評価。

 一方で巨人に独走を許し、リーグ連覇されたことを「大きな力の差が数字にも顕著に出ている。ホームランとか得点とか。何とか改善していきたい」と反省も忘れなかった。

 429得点、70本塁打はともに12球団最少。一方、巨人は11日の時点で約100点差となる528得点、倍近い135本塁打をマークしている。「巨人に及ばなかったところをプラスにしていきたい」と課題点を挙げた。

 球団85周年を迎える来季はリーグ優勝が厳命されている。就任3年目となる指揮官は「この2年、じっくり我慢して戦力を見てきた。来年は厳しさが増す。選手起用もそうだし、チャンスが減る選手もいる。2年見た中で、材料が増えるのであたい前のように厳しくなる」。きっぱりと11年以来10年ぶりのリーグ制覇への覚悟を口にした。

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2020年11月11日のニュース