ヤクルト、エース&守護神“流出危機” ライアン小川&石山が国内FA権行使か

[ 2020年11月11日 06:15 ]

(左から)ヤクルトの石山と小川
Photo By スポニチ

 ヤクルトの小川泰弘投手(30)と石山泰稚投手(32)が今季中に取得した国内FA権を行使する可能性があることが10日、分かった。打線の軸である山田哲だけでなく、エースと守護神も流出するかもしれない危機的状況にある。

 小川はこの日「野球人生の分岐点になると思いますのでじっくり考えたいと思います」と話すにとどめたが、その胸中は揺れている。1年目の13年に16勝4敗、防御率2・93で最多勝と最高勝率のタイトルを獲得。リーグ新人王にも輝いた。その後もコンスタントに成績を残し、今季も最下位のチームで勝ち頭の10勝を挙げた。プロ8年間で通算75勝。この間、大きな故障がないのも一つの魅力であり、ある球界関係者は「仮にFAすれば興味を持つ球団は複数あるだろう」と注目度の高さを口にする。

 小川と同期入団の石山も、1年目の13年から60試合登板の活躍。18年からは守護神を託され、今季まで3年連続で防御率2点台の安定感を誇る。小川と同様に、権利を行使すれば獲得に名乗りを上げる球団はありそうだ。

続きを表示

2020年11月11日のニュース