広島は今季5位が確定 九里129球熱投報われず、自己最多タイ9勝目ならず

[ 2020年11月11日 20:49 ]

セ・リーグ   広島2-3中日 ( 2020年11月11日    マツダ )

<広・中>ベンチに戻る九里(撮影・椎名 航)
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 中日が3―2で広島を下して今季最終戦を白星で飾り、2013年以来7年ぶりに敵地マツダでの勝ち越しを決めた。敗れた広島は最終戦で白星を逃し、今季の5位が確定している。

 広島・九里、中日・柳の投げ合いで投手戦が続いたが、中日は5回、2死から根尾が右前打で出塁し、続く京田の左越え二塁打で先制。1―0のまま迎えた9回には2死二、三塁から桂が左前に2点適時打を放って3点リード。最後は1点差まで迫られたが逃げ切った。

 広島は0―3で迎えた9回、2死から長野が四球を選び、田中広の右中間二塁打で二、三塁とチャンスを広げ、堂林の左前2点適時打で1点差に迫ったが、ここで登板した中日2番手・藤嶋の前に松山が右飛に倒れた。自己最多タイの9勝目を目指して先発した九里は129球熱投も報われず、9回3失点完投も今季6敗目。中日・柳は9回途中2失点で今季6勝目(7敗)をマークしている。

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2020年11月11日のニュース