広島ドラ6亜大・矢野 広輔に1年目から挑戦状!「肩は誰よりも強い」強気発言で下位指名から下克上だ

[ 2020年11月11日 08:00 ]

<広島ドラフト6位 亜大・矢野指名あいさつ>広島カープのミニバットを手にポーズをとる亜大・矢野(撮影・郡司 修)
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 口先だけではない。肩も雄弁である。広島からドラフト6位指名を受けた亜大・矢野雅哉内野手(21)は10日、都内の同校で指名あいさつを受けて自己アピールした。

 「1年目からレギュラーとして出られるように頑張りたい。守備は、どの選手がきても勝負できるかなと思います。試合に出られるならどこでもいいけど、自分としては遊撃でレギュラーを獲りたいです」

 主戦の遊撃には田中広が君臨しており、“挑戦状”を送る形となった。4年秋のリーグ戦では無失策。遠投125メートルとプロでも滅多に見られない強肩で勝負に挑むことになる。

 「肩は誰よりも強い。捕ればアウトにできる自信はあります」
 担当の松本スカウトが証言する。「肩がバカみたいに強い。みんな見たらビックリすると思う。(1年目から)守備は使える」。下位指名ながら即戦力として太鼓判を押した。

 遊撃には、来季高卒3年目を迎える小園も控える中、「自分の力を出せば勝てる自信はあります」と強気な発言で自らを鼓舞する。

 「大学4年間で大きく成長できた。1年目から(活躍する)という思いは、自信を持って言っています。下位(指名)で入ったとしても、活躍できるということを結果を残して伝えていきたいです」

 強肩というバズーカで、定位置争いの号砲を鳴らす。(河合 洋介)

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2020年11月11日のニュース