PS10連勝中!ソフトB・工藤監督 CSへ苦手ロッテ相手も「普段着野球」で迎え撃つ

[ 2020年11月11日 05:30 ]

ソフトバンクの工藤監督
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 ソフトバンク・工藤監督が、14日から本拠地・ペイペイドームでロッテと戦うクライマックス・シリーズ(CS)に向け「普段着野球」を掲げた。例年とは異なる4試合制の短期決戦に「戦い方に関して言えば、シーズンと大きく変えることはないと思う」とした上で「第2先発とかを組み込んで、負けているゲームをどうひっくり返すかが大事。もう一度、見直して考えてやっていきたい」と話した。

 今季のロッテ戦は11勝12敗1分。前半に大きく負け越したが、終盤に7連勝するなど、苦手意識は払拭(ふっしょく)してシーズンを終えた。CSでは1勝のアドバンテージがあるが、「あまりアドバンテージがあるという意識を持たない方がいいのかなと思う。超短期決戦は精神面が影響する戦いになる。普段通りの野球をどっちが先にできるか」と平常心で臨む構えだ。

 初戦のマウンドには千賀が上がることが濃厚だ。シーズン最後の2試合は10月28日、11月4日のロッテ戦でともに8回無失点の好投を見せている。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の3冠を獲得した右腕は、CSに向け「先発が仕事をしたら勝てる確率が高くなるのは間違いない。しっかり言い聞かせながらやりたい」と役割を果たすことだけを考えている。東浜、和田ら先発陣は順調な仕上がりを見せているだけに、序盤から飛ばして勝ちパターンの投手につなげることが鍵になる。

 ポストシーズンは昨年から10連勝中。4年連続の日本一へ向け、まずはパ2位チームを撃つ。

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2020年11月11日のニュース