DeNA・オースティン8戦8発!リーグトップ青木上回る長打率.652

[ 2020年10月12日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA3―4阪神 ( 2020年10月11日    甲子園 )

<神・D>4回、オースティンは左越えにソロ本塁打を放つ(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 9回2死からスアレスに空振り三振を喫したDeNA・オースティンだが、虎党に強烈な印象を残した。前日の右中間130メートル弾に続き、この日は4回1死から秋山のカットボールを左中間へ17号ソロ。2日の中日戦から8戦8発の大暴れだ。「正直入るとは思わなかったが強くコンタクトできた」。右翼守備で2回無死一、三塁から梅野の飛球を落球し「ミスを取り返すためにも強い気持ちで臨んだ」という。

 出場45試合で17本塁打。3試合に1本を超えるペースで、長打率・652は現在リーグトップのヤクルト・青木の・587を上回る。開幕前には右肘上部の張り、7月以降も右手人さし指の張り、脳振とうなどアクシデント続き。9月12日の復帰初戦で130メートル弾を叩き込んでから量産が止まらない。

 チームは4位転落。ラミレス監督は「特に序盤の失点が多い」と投手陣に苦言を呈したが、助っ人の猛打は健在だ。2番には3年連続本塁打王へ4本差のソト。オースティンと並ぶ打順は他球団の脅威となる。(伊藤 幸男)

続きを表示

2020年10月12日のニュース