京大 今秋8戦目で待望1勝、水江4回1失点でリーグ戦初勝利 異例の1年生白星

[ 2020年10月12日 19:08 ]

関西学生野球連盟令和2年度秋季リーグ戦 第5節2回戦   京大5―2同大 ( 2020年10月12日    ほっと神戸 )

 京大が今秋リーグ戦8試合目で待望の白星を挙げた。4―1の5回から2番手として登板した水江日々生(ひびき)投手(1年=洛星)が4回2安打1失点(自責0)の好投でリーグ戦初勝利。京大の投手としては極めて異例の1年時の勝ち星を「今できることは捕手のミットにしっかりと投げること。ゴロを打たせることだけを考えて投げた」と冷静に振り返った。

 直球の最速は135キロだが、カットボール、ツーシームなどを駆使し、丁寧に打者のバットの芯を外した。9月26日の第4節1回戦・近大戦で初登板を果たしたが、リードした場面での登板は初めて。「緊張する必要はない。いつも通り投げよう」と言い聞かせ、役割を果たした。

 京大では受験勉強によるブランクを埋めるために1年時を体力強化などに費やし、リーグ戦デビューは2年時以降となるケースが多い。2014年ドラフト2位でロッテに入団した田中英祐は1年時に初登板も、初勝利は2年春。水江の勝利は極めてレアケースと言える。昨秋、勝ち点2を挙げて現リーグが発足した1982年以降最高の4位に躍進したチームを見て「野球部に入るために京大に来た。歴史が変わるような気がして」と決意。歴史を変えるチームの一員として、1年時から勝利に貢献した。

 JR西日本から出向し、9月から就任した元ソフトバンクの近田怜王助監督は水江について「入ってすぐに配球のことを聞いてきたり、向上心がある」と言う。助監督として初勝利に「遠かったですね。うれしいです」と満面の笑みだった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月下旬から3カ月以上、活動を自粛。現在も20人でグループ分けし、練習時間は3時間が上限とされている。いまだ制限が残る中で挙げた今季初勝利。来季以降のさらなる躍進に大きな白星となった。

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