楽天 三木体制初陣13日は石橋が先発「下手な投球したら次はない」

[ 2020年2月11日 05:30 ]

楽天・石橋
Photo By スポニチ

 楽天の今年の対外試合初戦となる13日の日本ハム戦(名護)で、5年目右腕の石橋が先発することが決まった。就任1年目の三木新監督にとって初陣となる一戦。昨季8勝を挙げ、今季もローテーション候補として期待されている石橋が「開幕投手」を務める。

 開幕ローテーションの有力候補だが、安穏とはしていない。13日は2イニングを予定。「ここから試合で結果を出さないと、ローテーションに入れない。内容はもちろん数字も大事。点を取られても内容は良かった、と言ってもらえる立場ではないので」と鼻息が荒い。

 今季の楽天の先発ローテーション争いはし烈だ。岸と則本昂のダブルエースが君臨し、松井がクローザーから先発に転向。トレードで涌井が加入し、経験豊富な辛島や塩見、藤平や弓削ら若手も虎視眈々(たんたん)とポジションを狙う。「昨季の成績は自信になったけど、今年はメンバーが凄い。下手な投球をしたら次はない。無失点を続けたい」と石橋。実戦が始まると同時に、サバイバルのゴングが鳴る。(重光 晋太郎)

続きを表示

2020年2月11日のニュース