西武・辻監督「毎日ノート4枚分メモを…」 ヤクルト時代の恩師・野村氏を悼む

[ 2020年2月11日 16:01 ]

2019年6月、阪神との交流戦が行われた甲子園球場を訪れた野村氏と話す西武・辻監督
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 96~99年までヤクルトでプレーした西武・辻監督が、急逝した野村克也さんを悼んだ。

 11日の南郷キャンプ第3クール初日練習終了後に「私は(96年に)ヤクルトに拾ってもらった。それで現役生活が3、4年のびた。30歳後半でヤクルトに入って、10代の子らと一緒に(野村監督の)ミーティングに出席し、毎日ノート4枚分ぐらいメモを取っていた。今の監督生活にいきるものもあるし、勉強させてもらった」と話した。

 ともに7戦までもつれた92、93年の日本シリーズでは、ヤクルト・野村監督、西武二塁手・辻として熱戦を繰り広げた。「マスコミが野村監督と(西武の)森監督のことを、キツネとタヌキの化かし合いとあおっていたね。とにかく自分は森監督を勝たせたいという思いで戦っていた」と懐かしんでいた。

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