井川慶氏 野村さんが人生を変えた…先発ローテ抜てき、虎のエースへ「期待されていたのは伝わった」

[ 2020年2月11日 20:16 ]

1999年5月、プロ初勝利を挙げ、野村監督と笑顔で握手をする井川投手
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 野村克也さんの訃報を受け、元阪神で日米通算95勝を挙げた井川慶氏も悲しみに暮れた。ここ数年は顔を合わせる機会がなく「テレビでお元気な姿を見ていただけに、とてもビックリしています」と肩を落とした。

 阪神監督時代の01年に、先発ローテーションに抜てきされたことが井川氏の人生を変えた。「ファームでも成績を残していなかったのに、1軍で使って頂いた。だから独り立ちできた」。前年まで通算2勝だった左腕の潜在能力を認めたのが野村監督だった。次期エースに育てるという方針で、01年には29試合に登板させて9勝13敗。この経験が、最多勝に輝いた03年の20勝やその後の成績にもつながり、阪神のエースへと成長した。

 「当時は僕も若かったので、配球とか余計なことを考えずに捕手のミットめがけて投げろと言われた」という。一方で英才教育も受けており、「キャンプ中のミーティングは野球の細かい部分の話で、毎日すごく楽しかった。期待されていたのは伝わってきた」と恩師との日々を偲んだ。

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