日本ハム・有原、パトップタイ9勝 離脱上沢を見舞い誓った「絶対優勝旅行に」

[ 2019年7月6日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム4-2楽天 ( 2019年7月5日    楽天生命パーク )

5回1死、茂木(手前)を空振り三振に仕留める有原(撮影・尾崎 有希)
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 あいつを優勝旅行に連れていく――。日本ハム・有原は思いを白球に込め、楽天打線を圧倒した。7回1安打無失点でリーグトップタイの9勝目。ヒーローインタビューでは「これからも苦しく厳しい試合は続くけど全力で頑張る」と誓った。

 3回まで63球で4四球を与えながら無失点。平均140キロ台中盤の直球が勝負どころで150キロを超え要所を締めた。直球が走りチェンジアップなど変化球の切れも上々。許した安打は2回の堀内の左前打だけで11奪三振の快投だった。

 昨季は1年を通してフォームが安定せず8勝止まり。今季は開幕投手を上沢に譲ったが、オフの筋肉の柔軟性を高めるトレーニングが奏功して着実に白星を重ねている。2本柱を形成していた上沢は6月18日のDeNA戦でソトの打球を左膝に受け、膝蓋(しつがい)骨を骨折。今季絶望となった。休日の同24日には患部の整復固定術を受けて入院していた都内の病院を訪問。「先発陣をお願いします」と声を掛けられた。全治5カ月の重傷ながら前向きに明るく振る舞う後輩の姿を目に焼き付けた右腕は「絶対に優勝旅行に連れていきたい」と誓う。

 前回6月28日のソフトバンク戦は6回3失点も千賀に投げ負けて8勝で並ばれたが、前日に9勝を挙げた千賀に再び肩を並べた。貯金1とし、3位の西武に0・5ゲーム差。栗山監督も「(有原は)素晴らしかった。文句のつけようがない」と称賛した。

 「できればもう1イニングは投げたかった。次に向け反省したい」と有原。地道にリハビリを行う後輩の思いも背負い、チームを3年ぶりの頂点に導く。(山田 忠範)

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