ソフトバンク9連勝で首位独走!8回松田宣が千金逆転2ラン オリックスは自力V消滅

[ 2019年7月6日 22:14 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―5オリックス ( 2019年7月6日    ほっと神戸 )

<オ・ソ>8回2死三塁、左越えに逆転2ランを放った松田宣(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 首位のソフトバンクは1点を追う8回に6番・松田宣が2試合連発となる19号2ランを放って試合をひっくり返し、6―5で勝利。昨年8月以来となる9連勝を飾り、独走態勢に入った。

 2回、先頭のデスパイネの右越え19号ソロ本塁打で先制すると、3回には甲斐がバックスクリーンに飛び込む9号ソロで追加点。2―1の5回には2死から明石、牧原の連打で一、三塁とし、内川の左翼頭上を越える2点二塁打でリードを3点に広げた。

 しかし4回まで4安打1失点にしのいでいた先発・大竹が、その裏に痛恨の同点3ランを被弾。1死一、二塁から2番・佐野に初球の133キロシュートを捉えられて左越えへ運ばれ、4―4と試合を振り出しに戻された。

 7回に3番手・椎野が4―5と勝ち越しを許したが、直後の8回に相手失策から2死三塁の好機をつくり、松田宣が値千金の逆転2ラン。オリックス4番手エップラーの初球を捉えて左翼スタンドへ叩き込み、6―5と逆転に成功した。その裏に4番手のモイネロが危険球退場するアクシデントも緊急登板の加治屋が2死二塁のピンチをしのぐと、9回は甲斐野が締めて1点差で逃げ切った。

 オリックスは自力優勝の可能性が消滅。5回、佐野がプロ初本塁打となる1号3ランを放って試合を振り出しに戻し、7回にはマレーロの左前適時打で一度はリードを奪ったが、8回に安達の失策をきっかけに勝ち越し点を献上。9回には2死一、二塁とサヨナラのチャンスをつくったがあと一打が出なかった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年7月6日のニュース