楽天 8連敗で3位転落 下水流5番の打線組み替えも実らず無得点…平石監督「上にいくための試練」

[ 2019年7月6日 20:17 ]

<楽・日>9回2死一、三塁、清水に左前適時打を打たれた松井(撮影・尾崎 有希)
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 楽天の連敗が止まらない。6日の日本ハム戦(楽天生命パーク)で0―1で敗れ、チームの連敗は今季ワーストを更新する8に伸びだ。最大で10あった貯金は2まで減り、ついに3位に転落した。

 2試合連続で浅村を4番に置き、広島からトレードで加入した下水流を5番で移籍後初めてスタメンで起用した。流れを変えるための打線の組み替えも実らず、無得点に終わった。一方の投手陣は、先発・美馬が7回無失点と好投。投手戦になったが、0―0の9回からマウンドに上がった守護神・松井が決勝点を奪われて屈辱の零封負けを喫した。

 松井は前回登板の6月28日のロッテ戦でも黒星を喫していた。救援として登板2戦連続で敗戦投手になるのは3年ぶりのことで「僕の実力不足です」と敗戦の弁。平石監督は「ちょっと慎重になってしまったのかな。“打てるものなら打ってみろ”ぐらいの気持ちでいってもいいとは思う。クローザーはあいつなので」と話した。

 4打数無安打に終わった下水流は「結果が大事。良い打順で使ってもらって打てなかったのは申し訳ない」。なかなか長いトンネルから抜け出せない状況が続いているが、指揮官は「このままズルズルいったら上にはいけない。上にいくための試練。強い気持ちを持って、しっかりと立ち向かっていきたい」と前を向いた。

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2019年7月6日のニュース