巨人・丸 バント2球ファウルから3ラン&美守「捕る瞬間、目をつぶっていた」

[ 2019年7月6日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人8-4DeNA ( 2019年7月5日    東京D )

守りの名手だ!6回無死一塁、神里の中飛を捕球する丸(撮影・島崎忠彦)
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 巨人・丸がとどめを刺した。3―2の6回無死一、二塁。フルカウントから今永の外角147キロ直球を強振。左翼席へ15号3ランをぶち込んだ。

 「なんとか気持ちを切り替えた。最高の結果になってよかった」

 ベンチから出ていたのは犠打のサイン。「想定していた」というが、2球ファウル。それでも、引きずらずに一振りで仕留めるのが2年連続リーグMVPの実力だ。「しっかりバント練習します」と苦笑いで反省した。好投手の前に4回までは無安打。5回の攻撃前に円陣を組むと、若林の2ランで同点。続く6回に4連打で畳みかけ、防御率リーグ2位の今永から6点を奪って攻略した。

 丸は守備でも魅せた。6回無死一塁。神里の左中間への飛球を背走し、フェンスにぶつかりながらジャンピングキャッチ。「正直捕れないと思った。捕る瞬間も目をつぶっていた。倒れ込んでグラブを見たら入っていた」。山口だけでなく、丸も攻守で躍動した。(青森 正宣)

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2019年7月6日のニュース