阪神・矢野監督と一問一答「鳥谷の背中を見て若い選手が学んでいる」

[ 2019年7月6日 22:56 ]

<神・広>初回無死一、三塁、生還して矢野監督とハイタッチをかわす近本(右)(撮影・北條 貴史)
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 阪神が広島相手に連勝を飾り、2位に浮上した。打線が14安打8得点。投げては自慢のブルペン陣が広島打線を封じた。

【阪神・矢野監督と一問一答】

 ▼打線が好調 今日は打線がいい形で点を取ってくれた。

 ▼監督的には誰がヒーロー? うーん、どうなんですかね。(藤川)球児もずっと頑張ってくれていますしね。(糸井)嘉男もいいところで打ってくれていますんで。誰がというよりは、今日はみんなで勝ったかなと思います。(勝ち越し弾の)健斗(糸原)を忘れてましたね」

 ▼近本が復調気配 得点につながることはもちろんですけど、相手に対するプレッシャーというところで近本が出ると出ないでは、うちでは大きくウエートを占めるんでね。今日みたいにたくさん出てもらいたいですね。

 ▼鳥谷が久々の快音 たくさんヒットを打ってきた選手ですけど、今日のヒットもチームにとっても大きいですし、トリに取ってもこれからいい形につながると思います。

 ▼藤川がビシッと締めた そうですね。だからどっかで止めて欲しいというのでね、なかなかそういう場面がなかったんですけど。本当に球児がしっかり締めてくれたというのは、こっちに流れがね、来ることになりましたね。

 ▼糸原が会心弾 いやあ、大きかったね。まあ、ホームランもまだ1本も打ってなかったっていうところで、最高の形で。しかも3打点ていうね、本当に最高の形で、良かったです。

 ▼キャプテンとしての姿 期待はこっちは大きくかけているんでね。まだまだやってもらわな困るし。本来しぶといバッターでね、率ももっともっと上がるようなバッターだと思うんで。まあそういうところでは、もちろん、健斗自身も一番打ちたいというね、思いは強いと思うけど。キャプテンとしてもね、そういう立場で野球をやることで、さらなる成長はあると思う。今年初めてのことですけど、そこからどんどん成長してほしい。

 ▼大きい鳥谷のつなぎ もちろんもちろん。なかなかね、ヒットが出ない、あれだけ毎日試合に出ていた選手が、ヒットのなかなか出ない日々というのはね。気持ちの中では複雑だとは思うけど、いつも本当に鳥谷らしく、変わらず準備をして試合に臨んでいる姿を見ているので。きょうの1本は、さっきも言ったように、チームにとってそういう部分っていうのは、チームのみんなもわかっていると思うので。このヒットがトリ自身にもね、いいヒットになったと思うけど、そういう部分で、またこういうヒットをたくさん打ってもらうのはもちろんだけど。そういう背中をね、トリの背中をみんな見て若い選手が学んでる部分多いと思うので。これからもそういう部分でも期待しています。

 ▼ジョンソンは復帰後初の連投 球数はちょっとかかった部分はあったかもしれないけど、もちろん安心して見てられるピッチャーやし、残りの試合数が、オールスターブレイクまで試合は少なくなっているんで、むちゃくちゃ無理させるつもりはないけど。いけるところでちょっといってほしいなというのはこちらの気持ちとしてあるけどね。しっかり投げてくれたと思います。

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2019年7月6日のニュース