巨人・高田“逆転ローテ”へ「全て出す」残り2枠を田口らと争う

福岡空港に到着した原監督（撮影・森沢裕）
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　巨人の若手先発陣が逆転での開幕ローテーション入りを狙う。当初は11泊12日の長期遠征を終えた15日を一つの目安としていたが、原監督は「ピッチャーはある程度、続く可能性がありますね」と話し、今後の結果を見ながら慎重に選出する。

　現状で開幕投手の菅野、山口、ヤングマン、メルセデスは当確。残り2枠をドラフト1位・高橋（八戸学院大）、今村、畠、田口、野上らが競う。16日のヤクルト戦でオープン戦初登板初先発となる3年目の高田は、全体練習後にブルペン投球を行い「やってきたこと全てを出せるようにやるだけです」と闘志を燃やした。

　17日のマリナーズとの親善試合（東京ドーム）では今村、田口が登板。イチローと対戦する可能性もある田口は「チームの中でしっかりとアピールしないといけない」と話した。20日は畠がオープン戦初登板で先発。若手が火花を散らす。　（川手　達矢）