残り8試合 阪神 近本 積極的に盗塁を狙っていく「どんどん走れているのは、いいとは思いますね」

[ 2019年3月16日 05:30 ]

走塁練習をする近本(撮影・坂田 高浩)
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 阪神のドラフト1位・近本(大阪ガス)が15日、オープン戦残り8試合も積極的に盗塁を狙っていく考えを示した。目下9試合でチームトップの4盗塁。12球団全体でも3位に付けており、量産態勢に拍車をかければオープン戦の「盗塁王」が見えてくる。記録が残る1999年以降のオープン戦での新人最多盗塁「5」にも王手をかけていて、足元を見つめつつ言葉をつむいだ。

 「課題はまだ、いっぱいあるし、手応えもそんなにないです。1個1個、状況も内容も違う盗塁なので。ただ走れていることは、いいことと思います。オープン戦なので失敗してもいいとまでは言わないですが、どんどん走れているのは、いいとは思いますね」

 「走魂」は、みなぎっている。50メートル走5秒8、30メートル走3秒87を誇る俊足が最大の持ち味で、練習中に計測した二盗タイムでは3秒10を計測。3・2秒台でも速いとされ、驚異的な数字だ。今は開幕スタメンを目指し、その武器をアピールしている真っ最中。このまま失敗を恐れずにスタートを切る姿勢を貫けば、「盗塁王」も現実味を帯びてくる。

 進化のヒントもつかんだ。「スタートが良くてもプロの捕手は肩の強さだけじゃなく、捕ってからの速さとコントロールがあるのでタッチボール(タッチしやすい送球)が来たらアウトになる。タッチボールでもセーフになる足があればいいんですけどね」。プラスアルファの必要性を痛感し「配球を読んだり駆け引きといった部分を研究していくことも大事」と前を向いた。

 阪神選手のオープン戦「盗塁王」なら05年の赤星憲広(9盗塁)以来。同年の赤星はシーズン60盗塁を記録して5年連続の盗塁王に輝き、リーグ制覇に大きく貢献した。「数字は気にしていませんが、オープン戦だけじゃなく、それ(積極姿勢)はシーズンに入っても大事だと思います」。近本の俊足、積極姿勢をもってすれば「赤星ロード」も決して夢物語ではない。(惟任 貴信)

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