智弁和歌山・中谷監督“初陣へ”「まずは初戦だけを考えたい」

[ 2019年3月16日 05:30 ]

センバツ組み合わせ抽選会 ( 2019年3月15日 )

抽選会に臨む智弁和歌山・中谷監督 (撮影・奥 調)
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 23日に開幕する選抜高校野球大会の組み合わせが決まった。阪神、巨人などでプレーした中谷仁監督(39)率いる昨春準優勝校の智弁和歌山(和歌山)は1回戦最後となる6日目第1試合で21世紀枠で出場する熊本西(熊本)と対戦する。履正社(大阪)は大会No・1右腕の星稜・奥川撃ちで大阪勢3連覇に向け弾みをつける。

 偉大なバトンを受けて走り出した。甲子園大会で監督歴代最多68勝を挙げた高嶋仁前監督(現智弁和歌山名誉監督)の後任として昨年8月に就任。阪神時代の本拠地だった甲子園で初の指揮を執る中谷監督は「試合が始まってしまえば、緊張してる間もないでしょう」と豪快に笑った。

 同校主将として97年夏の全国制覇に大きく貢献。同年ドラフト1位で阪神に入団し、その後は楽天、巨人でキャリアを重ねた。監督就任後は伝統の猛練習を課す一方で、自主練習も重視する新たなチームづくりを進めたことで、昨秋の近畿大会では昨年の選抜決勝を含め公式戦6連敗中だった天敵・大阪桐蔭を初めて破った。

 チームの代名詞である強打は健在でチーム打率・386は出場32校中2位。「投手を楽にさせられるように、打撃陣が早く調子をつかんでくれれば」。3番を打つ主将の黒川史陽内野手(3年)、4番の東妻純平捕手(3年)を中心とする打線は、全国屈指の破壊力を誇る。

 1回戦最後の登場で相手は21世紀枠の熊本西に決まった。指揮官は「勝ち進む上で勢いが付くのか、しんどくなるのか。まずは初戦だけを考えて、これから研究します」と表情を引き締める。高嶋前監督からは「思い切りやったらええ」と激励を受けたという。  昨春準優勝の雪辱を果たすべく、目指すは94年以来25年ぶり2度目の選抜V。「平成最後の甲子園」で、華々しく新時代の幕開けを告げる。  

 ▽中谷仁と甲子園 智弁和歌山2年の96年春夏、3年の97年夏に出場。97年ドラフト1位で阪神に入団し、5年目の02年に初昇格して同年8月27日中日戦で甲子園デビュー。翌29日の同戦9回、小笠原からプロ初安打初打点を記録した。楽天移籍後の09年6月21日阪神戦では5回代打で能見からプロ初本塁打。プロ実働7年間で甲子園安打はこの2本だけ、通算7試合で6打数2安打1本塁打3打点の打率・333だった。

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