東邦144キロ腕・石川「最後も締めたい」平成元年以来のVへ

[ 2019年3月16日 05:30 ]

センバツ組み合わせ抽選会 ( 2019年3月15日 )

第4日の第3試合での対戦が決まった富岡西・坂本主将(左)と東邦・石川昂弥主将(撮影・後藤 大輝)  
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 第91回選抜高校野球大会(23日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われた。昨秋の東海大会覇者で2年連続30度目出場の東邦(愛知)は4日目第3試合で富岡西(徳島)との対戦が決まった。

 平成最後の大会にかけるチームの思いは、一つしかない。記念すべき平成元年の選抜優勝校。東邦・森田泰弘監督(59)と主将の石川昂弥投手(3年)は声を揃えて、30年ぶりの頂点を誓った。  「平成の最初に優勝したのが東邦。最後もうちが優勝して締めくくりたい」

 石川は投手として最速144キロを誇るが、3番打者としても勝利に貢献する二刀流。今月に解禁された練習試合ではここまで18打数12安打の打率・667。10日の市岐阜商戦、13日の美濃加茂戦では本塁打も放った。指揮官から「石川が打つか打たないかでチームのノリが違う」とキーマンに指名されると「自分と(4番の)熊田で打って還したい」と呼応した。

 初戦の相手は21世紀枠で出場の富岡西に決まった。4日目第3試合の日程面には「いいところを引けました」と喜んだが、相手に不足はない。本格的な戦力分析はこれからだが、愛知県選抜の一員として臨んだ昨年12月のオーストラリア遠征で、四国選抜の一員として参加していたエース右腕・浮橋の投球練習を目にする機会があったという。「ブルペンを見たら、速くていい球を放っていました」と警戒を強める。

 チーム打率・386と1試合平均得点9・47はともに出場校トップ。昨秋の東海王者で周囲からの期待も大きい。腎不全のため昨年12月に移植手術を受けた森田監督も、ここへ来て体調は回復した。「お陰様で元気になれました。少し戦力も上がったと思います」。単独最多となる選抜5度目の優勝へ、視界は明るい。

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