金本監督 完璧!50歳初采配 梅野先制スクイズ、初申告敬遠

[ 2018年4月5日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―1DeNA ( 2018年4月4日    横浜 )

<D・神>今季初勝利を挙げた小野(右)は金本監督に笑顔でねぎらわれる
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 50歳初の采配は超アグレッシブだった。3日に誕生日を迎えたばかりの阪神・金本監督が試合序盤から積極的なタクトを振るい、小野の背中を押す先手必勝の展開に持ち込んだ。

 「う〜ん、それというのは特になかったけど。ちょっと、いろいろ考えるところもあったりしてね。取れるところで取っておこうというね」

 まずは初回だ。先頭の高山が左前打で出塁すると、鳥谷に珍しく送りバントを指示。結果的に得点には結びつかなかったが、普段とはひと味違うタクトで相手の意表を突いた。

 「特に梅野のスクイズなんかはね。梅野やから」

 2回にも動いた。大山の左前打、糸原の右越え二塁打で作った1死二、三塁の好機。後続が梅野、小野の8、9番だったこともあって「1点」を優先した。1ボールからバントを得意とする梅野にスクイズのサインを出した。内角高めの難しいボールを一塁側に落とした梅野は「あそこら辺に落とそうと思っていた。しっかりと決まってくれてよかった」と胸をなで下ろし、三塁走者・大山は「(判断が)難しいところもありましたが、梅野さんを信じていたので迷わずスタートを切りました」と胸を張った。ベンチ、打者、走者の三位一体でつかみ取った決勝点だった。

 動いたのは攻撃面だけではない。2回2死三塁。大和の打席では2ボールになるや、すかさず申告敬遠を初採用。「そこまでは勝負だったけど。まあ万全を期してと言うか次が投手やから」。8番に投手を入れているDeNA打線に対して臨機応変の防御策を講じ、付け入る隙を与えなかった。

 序盤に先行した2点のリードを守り切って50歳初勝利。「それ、完全に忘れとった。どうでもいい」。自分のことより、チームの勝利が何よりうれしかった。(惟任 貴信)

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