大阪桐蔭OBの西武・森祝砲!開幕5連勝 「強く振る」恩師の教え実戦

[ 2018年4月5日 08:34 ]

パ・リーグ   西武2―1ソフトバンク ( 2018年4月4日    メットライフD )

<西・ソ>4回無死、右越えに今季初本塁打を放つ森
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 打って勝ち、守って勝った。西武・森はためらうことなく言った。「やっぱ、守備の方がうれしい。しっかり守り切れた。大胆にいったけど、いい配球ができた」。来日初登板のカスティーヨを好リード。そして全得点は自身のバットで叩き出す。まさに「打てる捕手」の真骨頂だった。

 「多少はボールでも真っすぐ一本。積極的にスイングした」。初回2死一、二塁で、昨季チームが0勝4敗だったバンデンハークの153キロ直球を先制中前打。4回には150キロを右翼への1号ソロだ。ともに高めのボール球。それでも「パワーピッチャーは苦手じゃない」。問答無用の「マン振り」は大阪桐蔭時代から片時も忘れたことはない。

 この日、母校が史上3校目の春連覇を達成。森が知ったのは攻守で奮闘した試合後で「自分も春の連覇はできなかった。凄い後輩。勇気づけられた」。西谷浩一監督の教えは「強く振る大切さ」。体に刻み込まれたスイングは、プロでさらに磨きがかかっている。

 4月4日、「獅子の日」に3年ぶりの開幕5連勝。全て先発投手に白星が付き、そのうち3試合は森がスタメンマスクだ。正捕手の座を狙う5年目。ナイターでも正午前に球場入りするのは当たり前で、準備にたっぷり時間をかける。この日のミーティングではカスティーヨの隣に座り「真っすぐで、かわさずに押していこう」と確認しあった。

 「しびれた試合。こういう経験が(森)友哉を大きくしていくんだよ」と辻監督。打者だけでなく、捕手として。森の覚醒は間近だ。 (鈴木 勝巳)

 《6連勝なら27年ぶり》西武が開幕5連勝。チームの開幕5連勝以上は、プロ野球タイ記録となる54年の11連勝(当時西鉄)を筆頭に10度目。6連勝まで伸ばすと、91年の8連勝以来27年ぶりとなるがどうか。また、連勝中の勝利投手は菊池、多和田、ウルフ、十亀、カスティーヨと全て先発。西武で、開幕から5戦続けて先発投手が勝利は56、66年(当時西鉄)と90年に並ぶ4度目の最多記録になった。

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