智弁和歌山・高嶋監督 夏こそ打倒・大阪桐蔭「めそめそしている暇ない」

[ 2018年4月5日 05:30 ]

第90回選抜高校野球大会最終日・決勝   智弁和歌山2―5大阪桐蔭 ( 2018年4月4日    甲子園 )

<大阪桐蔭・智弁和歌山>あいさつを終え引き揚げる智弁和歌山・高嶋監督
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 24年ぶりの春の頂点を狙った智弁和歌山は昨年の公式戦で3連敗した宿敵の前に、またしても苦杯をなめた。

 高嶋仁監督は「(02年夏の準優勝以来)決勝を久々に味わったので(負けて)クソーと思っている」。それでも、大会前に公言した「打倒大阪桐蔭」という目標の下、逆転劇に次ぐ逆転劇で決勝まで勝ち上がったナインを「ようここまで来た。大阪桐蔭とやりたいという気持ちでここまで来た」とねぎらった。

 自慢の強力打線で3、4番が無安打。大会屈指の左打者として注目された3番・林は「決勝で打てないのは本当に駄目。夏は自分が打って、全国制覇に導く」と誓う。高嶋監督は甲子園歴代最多の68勝を誇る名将らしく「めそめそしている暇はない。夏に来て倒すという目標ができた」と闘志を新たにした。

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