巨人 高卒2年目左腕・田口見殺し…チグハグ攻撃で再び借金生活

[ 2015年7月26日 20:56 ]

<広・巨>甲子園出場を決めた後輩に続けず…6回2失点の田口は厳しい表情で降板

セ・リーグ 巨人0―5広島

(7月26日 マツダ)
 巨人は、高卒2年目の左腕・田口が故郷・広島ののマウンドで6回を5安打2失点と力投したが、打線が援護できず、広島に0―5で敗れて勝率5割を切り、再び借金生活に逆戻りとなった。

 広島・ジョンソンとの投げ合い。この日、母校の広島新庄が夏の甲子園出場を決めた田口は「後輩の頑張りに大きな刺激を受けています」と話していた通り、助っ人左腕と互角の投球を演じていた。だが、味方打線の援護がなく、0―0で迎えた6回2死からシアーホルツに四球を与えると、続く梵に左越え5号2ランを被弾し、この回でマウンドを降りた。

 巨人は4回に4番・亀井がエンドランを成功させるなどして1死二、三塁としたが、長野、阿部が連続三振に倒れて無得点。6回には無死一、二塁から3番・坂本がバントを空振り。二走・立岡が戻り切れずにタッチアウトと拙攻でチャンスを逃すと、その裏、田口が先制弾を浴びた。7回には2番手の宮國が1死満塁から野間に中前適時打を許し、2死満塁で登板した高木京はワイルドピッチで4点目を献上。8回にも4番手の笠原が2死から1点を失った。

 広島は先発のジョンソンが8回を6安打無失点、9奪三振で8勝目(4敗)。9回は中崎が締めた。打線は6回に梵の2ランで先制すると7回に2点を加え、8回には2死から石原の右前打、代打・松山の左中間適時二塁打で1点を追加。19安打を放った7月1日の巨人戦(東京D)以来、15試合ぶりの2桁安打を記録した。

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