監督号泣!岐阜城北 ノーシードから14年ぶり3度目甲子園

[ 2015年7月26日 06:08 ]

<岐阜城北・斐太>優勝を果たし笑顔で応援団にあいさつに向かう岐阜城北ナイン

第97回全国高校野球選手権岐阜大会決勝 岐阜城北7-3斐太

(7月25日 岐阜長良川)
 ノーシードから勝ち上がった岐阜城北が競り勝ち、14年ぶり3度目の出場を決めた。先発右腕・鷲見(すみ)は12安打されながらも3失点。直球の最速は127キロだが、スローカーブを駆使し、3点差とされた7回1死一、三塁のピンチでも、江間を度胸満点の91キロカーブで遊ゴロ併殺に仕留め「気持ちで攻めた。強豪校に勝つには緩急をつけるしかなかった」と胸を張った。

 昨秋の県大会準々決勝ではプロ注目右腕の高橋純平を擁する県岐阜商に0―11と屈辱的な大敗を喫し、春も県大会に進めなかった。26日に48回目の誕生日を迎える鹿野浩史監督は「粘り強く守って、機動力を使えた子供たちのおかげ」と号泣した。

 ◆岐阜城北 県立高。美術部も全国レベル。OBに中日の伊藤。

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2015年7月26日のニュース