関東第一王手 伊藤主将5打点!“因縁”の帝京に打ち勝った

[ 2015年7月26日 05:30 ]

<帝京・関東一>7回2死満塁、右中間に適時三塁打を放った伊藤

第97回全国高校野球選手権東東京大会準決勝 関東第一8-3帝京

(7月25日 神宮)
 3度目の夏に、やっと準決勝の壁を破った。それでも、関東第一の伊藤は主将として表情は崩さなかった。昨夏の準決勝で屈辱のコールド負けを喫した帝京にリベンジ。「打倒・帝京を目標にやってきた。終盤の粘りは、上のチームにも通用する手応えを感じた」と力強く語った。

 1年夏から三塁のレギュラー。しかし、過去2年はいずれも準決勝で敗退し、自身も無安打に終わった。最後の夏に懸ける思いは強かった。初回1死一塁で回ってきた第1打席、通算26本目となる左越え2ランを放つと、2―2の7回2死満塁では右中間を破る走者一掃の三塁打。3安打5打点の大活躍に「プレッシャーも大きいが、逆に開き直って思い切り振った」と胸を張った。

 チームとしても、昨夏の敗退後、日々の練習から「一球への集中力」と「柔軟な発想力」を意識するようになった。先制弾はファーストストライクを捉えたもの。適時三塁打は「チャンスで体が開く癖がある。逆方向を意識した」と狙い通りに右中間を抜いた。鬼門の準決勝で、1年間の成果は出た。

 米沢貴光監督は「伊藤は1年生から悔しい思いをしてきた。臆することなくやってくれた」と目を細めた。チームは5年ぶりの甲子園出場に王手。27日の決勝で日大豊山と対戦する。伊藤は「今まで勝ってきた高校の分も、決勝では頑張りたい」と力を込めた。自信を胸に、最後の壁に挑む。(川島 毅洋)

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