池江璃花子が今大会初バタフライ 女子400メートルメドレーリレーは全体6位で決勝進出

[ 2021年7月30日 21:05 ]

東京五輪第8日 競泳女子400メートルメドレーリレー予選 ( 2021年7月30日    東京アクアティクスセンター )

<東京五輪・競泳>女子400メートルメドレーリレー予選、力泳する池江璃花子(撮影・小海途 良幹)
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 競泳日本代表の池江璃花子(21=ルネサンス)が30日、女子400メートルメドレーリレー予選に出場。白血病から復帰して挑む2度目の五輪で日本チームの決勝進出へ向けて奮闘、日本は3分57秒17で、予選1組で3位。全体6位で1日の決勝に進んだ。

 背泳ぎの小西杏奈(25=ガスワン)、平泳ぎの渡部香生子(24=JSS)、バタフライの池江、自由形の五十嵐千尋(26=T&G)でレースに臨んだ日本。池江は3番目でスタートして、順位を守ってつないだ。

 「早くバタフライが泳ぎたくて、結構、うずうずしていた。隣のイタリアの選手に食らいついていきたいな、と思っていた。勢いもすごかったですし、なかなか追いつくことはできなかったが、良い順位で(五十嵐)千尋さんに渡すことができて、よかったです」

 池江は今五輪は体力が戻り切っていないため、個人種目出場は断念。リレー種目に専念し、24日には自身にとって今大会初レースとなる女子400メートルリレー予選に出場した。第2泳者として出場した池江は第1泳者の五十嵐千尋から5番手で引き継ぐと、日本チームの4人の中で最速となる53秒63のタイムをマーク。そのまま5番手で酒井夏海につないだが、チームの結果は全体9位で予選落ちとなった。

 29日には、新採用の混合400メートルメドレーリレー予選にアンカーの自由形で出場。7番手で引き継ぐと最初の50メートルで1人を抜いて6位でフィニッシュしたが、全体9位で決勝進出ラインには0秒21届かず。それでも「皆が雰囲気を盛り上げてくれて、ハッピーな気持ちでレースに臨めた」と笑顔を見せていた。

 19年2月に白血病を告白し、闘病を開始。当初の退院予定は19年8月だったが、化学療法による治療中に合併症を併発したため、造血幹細胞移植を行い退院は12月に延びた。化学療法なら一般的に退院後も数年間は通院で抗がん剤治療を受けるため、五輪には間に合っていない。大会の1年延期も重なり、レース復帰から1年足らずで出場権を手にし「これが自分の運命。東京五輪に出ることは必然だったかもしれない」と捉えていた。

 ▼小西杏奈 後ろの選手が他の種目は強いので、私が良い順位で帰ってきてつなぎたかった。タイムは昨日(59秒58、この日は59秒75)ほどの速さではなかったですが、順位は良い順位だったので、よかった。

 ▼渡部香生子 個人がふがいない結果で終わったので、リレーだけはチームに貢献したかった。精一杯、頑張りました。

 ▼五十嵐千尋 3番以内に入れたら決勝に残れるのではないか、という話だったので、私自身も初めて世界大会でメドレーリレーを泳がせていただいて、本当に貴重な経験ができて、もう1回泳げたら、順位を上げていきたいなという気持ちです。みんな、まずまずの調子。一人一人の本調子が出せれば、タイムも順位も上がると思います。

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