伊藤美誠、憧れの福原愛さん超えた!「努力の愛ちゃん」「独創性の美誠」練習相手が明かす正反対の2人

[ 2021年7月30日 05:30 ]

東京五輪第7日 卓球女子シングルス 3位決定戦   伊藤美誠 4―1 モンユ・ユ ( 2021年7月29日    東京体育館 )

伊藤美誠と福原愛の比較表                                 
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 伊藤が日本卓球界の歴史を変えた。3位決定戦で敗れた12年ロンドン五輪の石川佳純、16年リオデジャネイロ五輪の福原愛を超え、00年生まれの20歳が夢をかなえた。

 日本中の卓球一家が自宅の卓球台で腕を磨いた「愛ちゃんストーリー」をマネしたように、伊藤も幼少期から英才教育を受けた。2歳でラケットを握り、母・美乃りさんによる自宅猛特訓で基礎をつくった。初めて買ってもらったラケットは、「福原愛モデル」だ。

 2人をよく知る人物がいる。中国出身の王子(おうじ)さん(37)は、10代時の福原の練習パートナーで、今は大阪市内で伊藤の相手を8年間務める。両者の性格は正反対のようだ。

 「愛ちゃんは、こういう球を打ってほしいという要求が厳しかった。できない技術を凄く練習する努力の人だった。美誠は、うまくいかないことがあれば別の方法を考える。それが試合でのうまさにつながっている」

 伊藤の中学、高校時代は定番の練習が大嫌い。反復よりも、どこかで見てきた技を、次から次に挑戦していたという。「レシーブ一つでも、返し方を3つも4つも工夫していた。普通はミスをなくすために練習をするけど、美誠は新しいことを試すために練習をしていた」。中国代表にあと一歩に迫った王さんをうならせた独創性が、銅メダリストを生み出した。

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