柔道・原沢、前回「銀」の雪辱ならず 男子100キロ超級で準決敗退、3位決定戦で因縁のリネールと激突!

[ 2021年7月30日 17:51 ]

東京五輪第7日 柔道男子100キロ級 ( 2021年7月30日    日本武道館 )

柔道男子100キロ超級 原沢久喜(左)は準決勝で、2016年リオ五輪100キロ級金メダリスト、ルカシュ・クルパレク(チェコ)に敗れる(AP)
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 男子100キロ超級の原沢久喜(29=百五銀行)が準決勝で、2016年リオデジャネイロ五輪100キロ級金メダリスト、ルカシュ・クルパレク(チェコ)に敗退。3位決定戦に回った。

 
 初戦となった2回戦のキム・ミンジョン(韓国)、準々決勝のヤキフ・ハンモ(ウクライナ)をいずれも苦しみながら退けた原沢。準決勝の相手クルパレクは、2019年に東京で開催された世界選手権の100キロ超級決勝でも対戦している強敵で、その時は8分近い戦いの末に反則負けを喫している。

 リオ五輪から1階級上げて2階級制覇を狙う強敵相手に延長戦にもつれ込み、7分59秒、クルパレクの放った払い腰が技ありとなり、金の夢はついえた。その瞬間、仰向けになりながらぼう然と天井を見つめた。

 前回、2016年のリオデジャネイロ五輪の同級決勝で絶対王者テディ・リネール(フランス)に敗れ、銀メダルに終わった原沢。同階級では石井慧が制した2008年北京五輪以来となる金メダルを目指していたが、今回も頂点に輝くことはできなかった。

 3位決定戦は、そのリネールとの因縁の対戦となる。リネールも準々決勝で敗戦し、野村忠宏氏以来、史上2人目の3連覇を達成できず敗者復活戦に回っていた。


 ◆原沢久喜(はらさわ・ひさよし)1992年(平4)7月3日生まれ、山口県下関市出身の29歳。6歳で柔道を始める。日新中―早鞆高―日大―日本中央競馬会―百五銀行。全日本選手権は15、18年優勝、世界選手権は17年2回戦敗退、18年銅メダル、19年は銀メダル。16年リオデジャネイロ五輪銀メダリスト。得意技は内股と大外刈り。右組み。1メートル91、123キロ。

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