柔道・原沢「いろんな人に応援してもらい、幸せだった」 因縁リネールに敗れメダル逃すもやりきった感

[ 2021年7月30日 18:56 ]

東京五輪第8日 柔道男子100キロ超級 3位決定戦 ( 2021年7月30日    日本武道館 )

男子100キロ超級3位決定戦 原沢久喜(右)は前回2016年リオ五輪同級決勝で敗れたテディ・リネールに延長戦の末、指導3つの反則負けを喫して敗れたが、試合後は健闘をたたえ合う(AP)
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 男子100キロ超級の原沢久喜(29=百五銀行)が3位決定戦で、前回2016年のリオ五輪同級決勝で敗れたテディ・リネール(フランス)に延長戦の末、5分4秒、指導3つの反則負けを喫し、メダルを逃した。

 敗戦後、リネールとがっちり握手し、抱き合って健闘をたたえ合ったが「いろんな人に背中を押してもらって、この舞台にたつことができたので、結果で恩返しできなかったことはすごく悔いが残ります」とうつむいた。一方で「自分なりに人生の決断をして、いろんな人に応援してもらい、幸せだったと思います」と語り、やりきった感もにじませた。
 
 初戦となった2回戦のキム・ミンジョン(韓国)、準々決勝のヤキフ・ハンモ(ウクライナ)をいずれも苦しみながら退けた原沢だったが、準決勝でリオ五輪100キロ級金メダリスト、ルカシュ・クルパレク(チェコ)に延長戦の末に敗れ、3位決定戦へ。一方のリネールも準々決勝で敗れ、野村忠宏氏以来、史上2人目の3連覇を達成できず敗者復活戦に回り、ここに駒を進めていた。

 ◆原沢久喜(はらさわ・ひさよし)1992年(平4)7月3日生まれ、山口県下関市出身の29歳。6歳で柔道を始める。日新中―早鞆高―日大―日本中央競馬会―百五銀行。全日本選手権は15、18年優勝、世界選手権は17年2回戦敗退、18年銅メダル、19年は銀メダル。16年リオデジャネイロ五輪銀メダリスト。得意技は内股と大外刈り。右組み。1メートル91、123キロ。

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