世界1位・フクヒロ、2位・ナガマツ 準々決勝で散る 桃田に続き日本バド悪夢…

[ 2021年7月30日 05:30 ]

女子ダブルス準々決勝で中国ペアに敗れ、健闘をたたえ合う福島由紀(右から3人目)、広田彩花(右端)組=武蔵野の森総合スポーツプラザ
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 自国の舞台で輝くはずのフクヒロ、ナガマツが散った。世界ランク上位2組が一気に敗戦。万全だったナガマツは負け越していた苦手の韓国ペア。相手の勢いに押され、自慢の強打も後手に回った。最終ゲーム20―20の場面から、壮絶な打ち合い。5度のマッチポイントを握りながら、前日に桃田も敗れた韓国勢に屈した。「1点を取るために苦労してやってきたのに、最後に自分たちの強いところを出せなくて凄く悔しい」。永原は涙した。

 フクヒロはアクシデントに見舞われての善戦だった。6月の代表合宿中に広田が前十字じん帯断裂。大会後には手術が決まっている中でサポーターをしながら4試合戦い抜いた。福島が広範囲をカバーし、世界3位の中国ペアに第1ゲームを奪う意地を見せた。逆転されての敗戦。2人は涙が止まらない。「ありがとう、よく頑張ったね」。福島は広田に声を掛けた。相手ペアも広田の膝を気遣い、抱擁。賈一凡(かいちはん)が「ここに立っているだけでリスペクトしている」と敗者を称えた。

 粘り強いラリー戦を磨いた熊本出身の1歳差コンビのフクヒロ。北海道出身の同学年で1メートル70を超えるツインタワーのナガマツ。16年リオ五輪のタカマツの金メダルを見て「次は私たちが」と誓った4人の戦いが、早くも幕を閉じた。 (大和 弘明)

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