入江陵介「幸せでした」 魂の力泳!200は7位 停滞した日本競泳陣を鼓舞!

[ 2021年7月30日 10:56 ]

東京五輪第8日 競泳男子200メートル背泳ぎ決勝 ( 2021年7月30日    東京アクアティクスセンター )

<東京五輪・競泳>男子200メートル背泳ぎ決勝、レースを終えた入江陵介(右)=撮影・小海途 良幹
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 男子200メートル背泳ぎ決勝で日本の入江陵介(31=イトマン東進)が、1分57秒32で7位に入った。メダルには届かなかったが、魂のこもった力泳だった。

 「2008年から五輪に出場することができて、4大会とも決勝の舞台を味わえたことが本当に幸せでした」。レース後は、言葉に詰まる場面もあったが、率直な思いを口にした。

 29日の準決勝は、1分56秒69で全体8位での決勝進出。「今持てる100%は出した。(世界の面々は)正直、僕なんかがメダル目指すって言うのも失礼なくらいのレベルの選手たち。まず決勝に進めるように願う。メドレーリレーもあるので最後の最後まで全力尽くしたい」と話していたが、期するものがあった。

 競技5日目を終えて、日本競泳陣のメダルは金2、銀1。全選手決勝進出を目標に掲げたが、苦戦を強いられている。31歳の主将は「見えないところでたくさんの選手が涙を流している。皆、全力で戦っている。100%出し切って楽しみながら泳ぎたい」と力を込めていた。2012年ロンドン五輪では3つのメダルを獲得。メダルを獲れなかった16年リオ五輪の雪辱も狙ったが、自身のメダルだけが全てではない。

 「タイムは全然ですが、東京五輪の決勝の舞台で泳ぐことができたので悔いはない。楽しいこともたくさんありましたし、苦しい時期も過ごしてきて、最後、東京で泳ぐことができて、心から幸せですし、チームメートも最後まで応援してくれたので、本当に楽しかったです」

 個人種目はこれが集大成となったが、同日夜には男子400メートルメドレーリレーが控えている。08年北京五輪で初出場してから、4大会連続の決勝の大舞台。体を動かしたのは主将としての責任感だった。

 ◆入江 陵介(いりえ・りょうすけ)1990年(平2)1月24日生まれ、大阪府出身の31歳。男子背泳ぎの第一人者。五輪は08年北京大会から出場し、12年ロンドン大会200メートルで銀、100メートルで銅メダルを獲得。大阪・近大付高、近大出、イトマン東進。1メートル78、67キロ。

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