相沢晃は17位、伊藤達彦は22位 「世界との差実感」も意地の走り 男子1万メートル決勝

[ 2021年7月30日 21:03 ]

東京五輪第8日 陸上男子1万メートル決勝 ( 2021年7月30日    国立競技場 )

男子1万メートル決勝で力走する(左から)伊藤達彦、相沢晃=国立競技場
Photo By 共同

 陸上男子1万メートル決勝が行われ、相沢晃(24=旭化成)は28分18秒37で17位、伊藤達彦(23=ホンダ)は29分1秒31で22位だった。

 これまで2人は、箱根駅伝や昨冬の日本選手権1万メートルなどで好勝負を繰り広げてきた。まるで勝負を楽しむかのように併走する姿が、インターネット上では“ランニングデート”と命名された。伊藤が「そう呼ばれるのはうれしいというか、とてもおもしろいので、そう言ってくださる方のおかげで陸上界が盛り上がれば」と歓迎した。

 ライバル同士で切磋琢磨して臨んだ初五輪。相沢は決勝で先頭集団にくらいつき、伊藤も意地の走りを見せた。日本長距離界の更なる活性化のため、2人の戦いは続く。

 ▼相沢「やっぱり日本の長距離界と世界との差はまだまだ大きいと実感した。勝負できる種目に転向するのもいいが、しっかり自分がやれるところまで1万メートルを極めて、勝負できるように頑張りたい」

 ▼伊藤「暑さとペースの上げ下げで自分が体験したことのないキツさがあり、対応できなかったのが悔しい。この借りを返せるようにこれからも頑張りたい」

 ◆相沢 晃(あいざわ・あきら)1997年(平9)7月18日生まれ、福島県須賀川市出身の24歳。小学3年で陸上を始め、東洋大ではエースとして今年の箱根駅伝で2区区間記録を塗り替えるなど、学生最強ランナーとして名をはせた。19年ナポリ・ユニバーシアードハーフマラソンで金メダルを獲得。オフの日にはスイーツ巡りで息抜き。特に「タルト」が好物。ハーフマラソンの自己ベストは1時間1分45秒。1メートル78、63キロ。

 ◆伊藤 達彦(いとう・たつひこ)1998年(平10)3月23日生まれ、静岡県浜松市出身の23歳。浜松商高から東京国際大に進学。大学4年時にユニバーシアード・ナポリ大会のハーフマラソンで銅メダルを獲得。20年箱根駅伝2区では東京五輪1万メートル代表の相沢晃(旭化成)とデッドヒートを繰り広げた。自己ベストは1万メートルが27分25秒73、ハーフは1時間1分52秒。

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