渡辺・東野組「本当に幸せ」「先輩が作ったレール…もう少し先を作る」意地で獲った涙の銅メダル!

[ 2021年7月30日 13:14 ]

東京五輪第8日 バドミントン混合ダブルス3位決定戦 ( 2021年7月30日    武蔵野の森総合スポーツプラザ )

<混合ダブルス3位決定戦>銅メダルを獲得し歓喜の渡辺(左)と東野(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 バドミントン・混合ダブルスの3位決定戦が行われ、世界ランキング5位の渡辺勇大(24)、東野有紗(24)組(日本ユニシス)が、香港の鄧俊文(26)、謝影雪(29)組を下し、銅メダルを獲得した。第1ゲームを21―17で先取。第2ゲームは23―21で接戦をものにし、2-0で勝利した。

 試合後のインタビューに答えた2人。渡辺は「最後は気持ちの勝負しかなくて、昨日負けてしまいましたけどちゃんと反省して次に切り替えて2人で、遠藤さんも合わせて3人でゲームが出来たと思います」と男子ダブルスでペアを組む遠藤大由(34)の名前を出して、喜びをかみしめた。

 東野は「本当に幸せでしたし、お互いなんですけどつらいこともたくさんあって、勝てない時期とかもあったんですけど、本当に遠藤さんも勇大くんも3人で頑張ってきたので、本当に3人で獲ったメダルだと思います。本当にありがとうしかないです」と涙ながらに語った。

 最後に渡辺は「やっぱり(メダルを)獲ると獲らないとでは全然違うと思いますし、僕らが混合ダブルスを始めて続けてきて、先輩方が作ってくれたレールをさらに伸ばすことが出来て、これからまだまだもう少し先のレールを作っていくつもりですけど」と話し、「とりあえず東京オリンピックっていう大きな舞台でメダルを獲得出来たっていうのはすごく誇りに思いますし、こうやって開催されたっていうのが素晴らしいことですし、色んな方にサポートしてもらって感謝の気持ちを伝えたいと思ってます」とした。

 福島・富岡一中で東野が3年生、渡辺が2年生の時に初めてペアを組んでから10年。息の合ったコンビネーションで伝統の全英オープン優勝や、世界選手権の表彰台など「初の勲章」を2人でつかんできた。渡辺、東野で愛称は“ワタガシ”。3月の全英オープンで、渡辺、東野組は3年ぶり2度目の頂点に立つなど、世界をリードしてきた。今回は銅メダルだったが、次はもっと輝く色のメダルが視界に入っている。

 ◆渡辺 勇大(わたなべ・ゆうた)1997年(平9)6月13日生まれ、東京都出身の24歳。リオ五輪後に遠藤とペアを組み、20年の全日本総合選手権で2連覇。東野有紗との混合ダブルスでは18年の全英オープン初優勝。福島・富岡高出、日本ユニシス。1メートル67、60キロ。

 ◆東野 有紗(ひがしの・ありさ)1996年(平8)8月1日生まれ、北海道岩見沢市出身の24歳。福島・富岡一中、富岡高を経て15年に日本ユニシス入社。女子ダブルスで全国中学、全国高校選抜で優勝。同中から1歳後輩の渡辺と組んだ混合ダブルスでは14年世界ジュニア銅メダル、19年世界選手権3位。1メートル60、54キロ。右利き。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2021年7月30日のニュース