奥原希望「答え合わせが終わった」 2大会連続メダル逃す…日本バドに連日の悪夢

[ 2021年7月30日 10:18 ]

東京五輪第8日 バドミントン ( 2021年7月30日    武蔵野の森総合スポーツプラザ )

準々決勝で姿を消した奥原希望(AP)
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 女子シングルス準々決勝が行われ、16年リオ五輪銅メダルで世界ランキング3位の奥原希望(太陽ホールディングス)は何氷嬌(中国)に1―2で敗れ、2大会連続メダルを逃した。試合後、目には涙。「悔しいというよりも、自分がこの5年間やってたことの答え合わせが終わったなと思った」と声をつまらせながら語った。

 入りは良かった。第1ゲームを21―13で先取。しかし、第2ゲームを13―21で落とし、勝負は最終第3ゲームへ。互いに粘り強さを見せ、一進一退の攻防が続いたが、最後は14―21で力尽きた。

 連日の悪夢を払拭することはできなかった。男子シングルスの桃田賢斗(26=NTT東日本)がまさかの1次リーグで敗退し、女子ダブルスでは永原和可那(25)松本麻佑(25)組(北都銀行)、福島由紀(28)広田彩花(26)組(丸杉Bluvic)もメダルを逃し、厳しい夏となっているバドミントン日本勢。前回メダリストの奥原も8強で散った。

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