陽性隔離のボート審判員無断外出報道、組織委が「検査のための外出」認める

[ 2021年7月30日 16:55 ]

国立競技場と五輪マーク
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 新型コロナウイルスに感染した東京五輪ボート競技の審判員2人が隔離されていた宿泊施設から無断で外出したと一部で報じられた件で、東京五輪・パラリンピック組織委員会は30日、「療養施設に入所中の者が突然、陰圧車(コロナ軽症患者を搬送する車両)をホテルに呼び、検査を受けるためにクリニックにいったことは事実です。施設を抜け出したという行為ではありません」との見解を発表した。

 大会用のコロナ規則集「プレーブック(PB)」では、コロナ検査で陽性となった大会関係者は継続した隔離または入院が求められ、組織委が管理・運営する宿泊療養施設で隔離期間を過ごすことになっている。無断外出は明らかなPB違反だが、組織委は「入所者と施設管理者側との間で、より丁寧なコミュニケーションは必要だったと考えているところです。陽性は確定しており、その判定に不満をもつ者が再度検査を受けて、陽性確定の判断を覆すことは想定されておりません」と説明。「大会関係者の行為により、施設管理者と保健所に迷惑をかけたことをお詫び申し上げます。本人には厳しく注意をしており、今は深く反省していると聞いています」とした。

 PB違反が認められた場合は厳重注意、誓約書提出、アクレディテーションカード(資格認定証)の一時効力停止などの措置が取られるが、組織委は具体的な違反内容や処分対象など個別のデータについては非公表。組織委の高谷正哲スポークスパーソンは同日、ジョージアの柔道男子選手2人が選手村を出て東京タワー周辺を観光していたという“PB違反”の一部報道についても「報道に関しては承知している」と認めていた。

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